完全復活、かな?(ツール2日目)

朝起きる。
筋肉が悲鳴をあげる。だが筋肉痛によるものではない。
単に昨日のダメージによる筋繊維の破損ではないかと判断。
この程度なら痛むだけで無茶な出力を要求しない限り足は動いてくれるはず。
前日の大宴会を早めに抜けて横になって休んでできるだけ足を休ませた効果がでたようだ。


エルックスさんはその間に3人前平らげていたそうだ。
当日の走りといいとんでもないお方だ。


この日は600番代からスタート。
なので一桁ゼッケンの私は最後尾付近から。


まぁ木ノ崎のCPまではゆっくり様子を見ながら行くつもりだったのであまり関係はなかったかな。


走りだしたところで突然救急車が。
いきなり落車でもしたかと周りの人達と話をしていると、スタートして10kmも進んでないところでクラッシュしていた。
ものすごい勢いで最後尾から追い上げてきたエルックスさんによると1日コースの子供が落車したそうな。
開始わずかで落車リタイヤとか切なすぎる。


などと思っているとすぐに別の落車が。
序盤から波乱含みの展開。


足の方はというと、痛い。
死点、下死点で特に痛む。
だけど痛いだけで足はしっかり動いている。
痛みを無視し、木ノ崎の峠アタック。
ここで封印していた引足、ダンシングを解禁。足の状態を気にしつつも徐々に出力をあげていく。
去年は5〜6km/hでのぼっていたものが10km/h近く出ている。
気づいたら足の痛みは消えていた。


禄剛崎を過ぎ次の登りへと思っていたところで、フロントが細い溝にすっぽりと入り込んでしまい、結果フロントホイール破損。
走行にはさほど影響はないが、リムに大きな傷が。ブレーキをかけるたびに嫌な音が聞こえるようになってしまった。


鉢ヶ崎の手前で去年ボトルに水を入れてもらった小さな植物園を目指し走っているとその手前付近でする氏を捉える。


て「おや奇遇ですねーこんなところで会うなんて、今からどちらまで」
す「いまから能登島まで」
て「そうなんですかー実は私もなんですよー」
などという茶番を演じつつ一緒に走っていると、もう足が残ってなく動かないとのこと。
こっちも昨日の負傷の件もあるので牽引していくことに。
ちなみに例の植物園はなくなってました。自販機ごと。


24km/hをターゲットにひたすら引き続ける。
どうせ勾配区間になったら置いて行かれるだろうしと思っていたら逆に離してしまっていた。
よっぽど初日のダメージが残っているんだな。軽自動車のエンジンの俺に山岳区間で追いつけないのは相当なものだ。


コースの説明などしながら珠洲、内浦、宇出津、穴水と山岳区間を抜け、穴水CP手前で一度列車切り離し。


登り切った人たちへの最大限のご褒美、楽しい楽しい下り坂。
CPまで距離もなく、この先上り勾配もないのでいつものやつをやって穴水CP入り。
結果はあのとおりです。まだまだいけた、と思うw


そこからはちゃっぴぃさん含むせせらぎメンバーも加わり5両編成で牽引。
するの足の残り具合がどんなものか試しに30km/hをターゲットに牽引するとついてこれるじゃないか。
まだまだ実はどうして。残ってる残ってる。
と、そのままの勢いで能登島ジェットコースターを牽引。
この区間でするの足に止めをさしてしまったのでしょう。
3日目ゴールのあとの状態みたらそう思ってきた。うーん、まぁいっか。


走行距離:166.61km
走行時間:7'15"38
平均速度:22.9km/h
最高速度:○2.4km/h