人のマシンのオーバークロック

自分のマシンのではありません。人のマシンです。
なかなか思うようにクロックアップができないということで、「さほどクロックアップしていないにもかかわらずコア温度が大変なことになった」という連絡を受け、BIOSの温度表示がおかしいのではないかと考えBIOSの更新をすすめてみた。
ここですこしやらかしてしまった。
BIOSの更新に失敗してしまったと夜中に連絡が入る。
このときOS上からEEPROMを書き換えできるASUS Updateのほうを教えてしまったばっかりに取り返しのつかない悲劇を生んでしまいました。
素直にEZ Flash2での書き換えを推奨するべきでした。
次の日直接みてみるが、つけっぱなしにしておいたPCの電源が落ちてしまったらしく、現状での復旧は無理。
BIOS書き換えも県内では取り扱いしているところはなし。
幸いにも取り外しのできるチップだったので取り外してオクでみつけた業者に送ってもらいました。


数日後、無事書き換えられたチップが手元に戻ってきたので早速取り付け。
無事起動したので早速オーバークロックテスト開始。
ここからがようやく本題。
i7 920を3GHzまであげたところで温度が67度近くまで上昇。
その後も徐々に上昇気配がみられたのでヒートシンクを取り付けなおし再度計測するも状況は変化なし。
リテールファンで3.5GHzまでいけたという報告があったと聞いたので、ほかの人の設定と比較。


やけにみんなVCOREが低い。1Vきっている報告例まで。
で、こちらのPCはというと、アイドル時1.18Vの負荷時1.27V(だったと思う)
こんだけ電圧が上がっていたのでは温度も上昇するわけだ。
早速BIOS上から1.065Vまで落とし、FSBを144まで上昇。これで高負荷時に3G相当でまわるのでテスト開始。
起動に若干遅さを感じるも、高負荷テストでの温度は50度台。
負荷時電圧が1.075Vこれならまだまだいける。
i7という石は必要以上に電圧をかけて動かしているようだ。
やはり低電圧状態でのトラブル回避を重視しているのだろうが定格クロック運用でもデフォルトの電圧は高いような気がしてきた。定格1.10Vでもいいでしょう。これなら。


そして今度は電圧をさらに低下。
1.04V付近での動作を狙ってみるが、OSのロードで停止。しばらくしたら何事もなかったかのごとく動き出したが、よく見るとVCOREがデフォルト設定に戻っていました。
電圧が不足したのでOS側から設定を修正したため停止したように見えたのでしょうか?
どのようなプロセスで設定変更されたかはちょっとわかりません。


今はVCORE1.065Vに加えVQPIも電圧を落とした状態で運用させてます。FSBはわすれましたが、確か160だったと思います。現在この設定で安定した動作を確認しています。テスト時の起動の遅さですがなぜか解消されました。
電圧を落とした影響かと思いますが、原因は不明です。


RAMPAGE IIシリーズは調べたらやはりとことん遊べるマザーなのでとことん遊んでやってください。
そして夢の空冷4GHzをwwww