能登線2 〜もうひとつの能登線を走ってきた〜

昭和47年ごろまで羽咋と三明をつないでいた北陸鉄道能登線を走ってきました。
廃線自転車道として整備されており、さらに三明から巌門まで延伸されているサイクリングロードです。
撮影は携帯のカメラつかってるんで画質はでっかい最悪ですorz
今のビンディングにもちっとなれてからでないとD80搭載は危険かなと思い、今回携帯使ったんですが・・・



それはさておき、自転車道起点羽咋駅到着。ここをかつてSLが走っていたわけです。正月は金沢から気多大社まで直通運転もされていたそうなんですが、さすがに私生まれてませんからww



出発地点には自転車道の案内板があります。
なかなかの距離です。


道自体は比較的狭く、整備もあまりされていないようで路盤はきれいとはいえませんでした。ところどころ竹や木の根っこが路盤を盛り上げているところもありました。
ただ車止めが5本埋まっていたのがなぜか3本にへっており、降車する必要はなくなっていました。
滝-柴垣間は絶景なのでそこだけ通ってみてもいいのではないでしょうか。
写真はありません。
ちょうどいい景色になったところで猛烈な追い風を受けたので(ry


比較的いいペースで柴垣を過ぎもうすぐ高浜駅跡あたりといったところで

原発方面                ↑車道                      R249→


突如自転車道消滅wwwww


え・・・っと・・・とりあえずまっすぐ行けばいいんだよ・・・ね・・・


程なくして高浜のバスターミナルが見えてくるが、かつての鉄路はどこへやら。行けども行けども自転車道は見えず。
橋を渡りしばらく車道を行くと、

やっとで自転車道が・・・ってあれ??
この先の鉄橋が見事になくなっており重機が何台も入って工事していました。
このへんのR249走ったことある方なら覚えているかもしれませんが、やけにごつい鉄橋に「健民自転車道 羽咋-巌門」とかかれていたあれです。
鉄路の証がまたひとつ失われました。



反対側、R249堀松交差点付近からみた自転車道


おそらくここをレールが通っていたのでしょう。

このあとR249に沿って三明までひたすら続きます。


途中ロードパークで5分ほど休憩。
ここから先は山に入っていくので上り勾配が多くなってくるんですが、そんな急勾配はありません。非力なSLが上れるように勾配は緩やかです。でも長い・・・



そして終点三明駅到着!



だが、ここから7km。山越えがまっているのである。
線路跡を改造したわけでないので当然とてつもない勾配が待っているわけです。
こちとらインナー38Tだっちゅーのw
まぁ、それでも十分上れましたが何よりひどいのが路面の状態。
路面が松の枯葉に覆われていていつスリップしてもおかしくない、なおかつ松ぼっくり障害、枯れ枝障害が行く手を阻む。
そして自転車道のはずなのに4輪が走った形跡が
とどめは巌門休憩所を過ぎてから。


写真撮影忘れてしまいましたがものすごい急勾配の「階段」が姿を現しました。


あの・・・自転車道・・・ですよね・・・・


最後とてつもないものを見たような気もしますが

なんとか巌門まで到着です。


昼飯を食べたあとは中核工業団地へ伸びる県道を進みR249へ。
よく福浦港へ釣りに行くという方はご存知かもしれません。
港を出て信号を右に曲がると2キロ近く続く坂道が待っているということを。


当然アタック対象ですね、わかりますよねwwww
信号を過ぎたところから下り勾配が上り勾配にかわります。ここからが勝負。
即座にフロントをインナーに切り替え引き足全開!
回せ回せブン回せ!
たとえるならPhenomBEを倍率変更でクロックアップしているくらいの勢いで両足に鞭を入れひたすら登る!
しかし速度は17km/h仕方ないねw


足をつけたら負けだ!と言い聞かせ、風力発電所の建設現場をチラ見しながら登りきり、あとは下り坂のターン!!しかしさすがにこたえた



途中気多大社へ寄り、休憩するもさすがに脚の動きが鈍ってきた。
20〜30km程度の短距離で走るときはよく羽咋市内通るがインナーでないとがんばれない。
それでもなんとか家にたどり着きました。
走行距離83.50km
平均23.1km/h


これくらいの距離でも平均25は出したかった。