2009/03/12能登線廃駅巡りの旅part1

12日5時半くらいに集まるから。


そう告げられたのは10日仕事が終わったあと。会議のようなものである。
11か12のどちらか天気のいい日にこの旅を決行しよう、そう決めていたわけだったが、11日は朝からあいにくの雪。
これではいい色が出ない。
となれば、





朝早くに出かけて最後の蛸島駅を15時くらいに撮影終了すれば間に合うんじゃね?


という結論に達し、早朝6時出発で観光しながら一気に撮影していこうと11日はゆっくりと眠りについた。







おはようございます。
時計はすでに6:40


やっぱり寝過ごした。これもいつも通り(殴



まだまだあわてる時間じゃない。
まだ路面に雪が残る中を穴水目指して日田走る。



ここで今回の旅のルールを説明しよう。
能登線の廃駅全29駅を写真に収め、4年が経過しようとしている姿(荒廃っぷり)を記録に残す。蛸島駅タイムリミットは仕事場に1730時に間に合うぎりぎりの時間、1520時。
この時刻を過ぎてしまった瞬間に撮影終了。
ただし、蛸島が1520なので、タイムリミットは各駅ごとに違ってはくるが(ex.珠洲1525・飯田1526)、珠洲道路からかけ離れてしまうような駅(羽根駅-鵜島駅)で15時を過ぎた場合はアウトとした。
果たして穴水を除く全29駅すべてを回りきることができるのか?




まず向かったのが能登線最初の駅、中居駅。R249に沿って走っているエリアなのですぐにわかります。


8:30前に到着し早速撮影開始。

夜に降った雪がまだ残ってます。それにしてもいい天気。


近くの踏み切り跡にはこのように

レールがまだ残ってました。
こういうのはたいてい走りやすくするために埋められるか撤去されてしまうんですがこうやって残っているとうれしくなります。


さて、肝心の荒廃っぷりですが、

さすが廃線から4年経過しているだけのことはあります。
バラストはしっかりと見えるレベルですがやはり草が生えまくってますね。
ホームの隙間からも伸びっぱなしに。


外灯もこのとおり。

ケーブルは切断されており当然夜になってもその役目を果たすことはありません。




当時の旅行客は下車してからまずこれを眺めたんでしょうか。




次は2キロほどいったところにある比良駅
「ひら」ではなく「びら」です。

R249沿いのため比較的発見は簡単です。


ここにもレールがこのような形で残っていました。




しかし雑草の生え方が半端ないですね、さすがに。待合室もボロボロですし。
これからどこもこんな感じなんでしょうが徐々に自然と一体化していますね。



これは能登半島地震の影響でしょうか?
しかしもう直される事はないでしょう。




次回予告
この駅より先は国道を離れ、狭い県道へと突き進む。
徐々に困難になっていく駅への到達。
ナビにうつらぬ道との格闘。


果たして時間までに蛸島駅にたどり着けるのか?


次回part2 鹿波駅〜古君駅